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Facebook 8700万人の個人情報流出 その原因とFacebookアプリの恐ろしさ

2018年4月4日に、Facebook個人情報流出・不正利用があったことが発覚、最終的な影響は、8700万人まで膨らんでいます。

 

この流出した個人情報は、英政治コンサルティング企業の「ケンブリッジ・アナリティカ社」が不正利用を行ったとされ、トランプ陣営をはじめ複数の団体に売却され、2016年の米大統領選に活用されていた可能性があるとのこと。

 

 参考情報:

 フェイスブック個人情報流出で影響を受ける範囲は?不正に利用されたのは誰の情報?原因は?今後の危険性は? │ BuzFix

 http://buzfix.tokyo/2018/04/facebook-leak/

 

 

情報を不正取得したFacebookアプリは占いアプリ、心理アプリ、クイズアプリで、2014年ごろにロシア系アメリカ人の学者 アレクサンダー・コーガン氏が開発し、フェイスブックを介して個人情報を取得したそうです。

 

なお、ダウンロードしたユーザの他に、そのアカウントに友達登録されているリストの個人情報にもアクセスできるようになっており、影響は8700万人まで膨らんでいます。

 

まずは、Facebookアプリは、必ず自分で定期的にチェックし、見知らぬあやしいアプリや、使わないアプリは全て削除することが一番重要ですね。


そして、Facebookに必要以上の個人情報を与えすぎないことも大事です。

 

 参考情報:

 フェイスブック情報流出8700万人、今すぐに学ぶべき『アプリ』設定は【自分のみ】(神田敏晶) - 個人 - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20180405-00083606/

 

 

なお、今回の8700万人のFacebook個人情報流出・不正利用に関する問題、世界では大きな問題になっています。

 

 参考情報:

 フェイスブックはなぜ全米を激怒させたのか | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/04/post-9947.php


 8.4兆円が吹っ飛んだFacebook。世界は「反SNS」の時代へ - まぐまぐニュース! 

 http://www.mag2.com/p/news/355558

 

 

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自分の個人情報は大丈夫か、その確認方法は?


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個人情報を不正取得していたアプリは、米国ユーザ向けに提供されていたため、大半が米国でのフェイスブック利用者になります。

 

一時的に居住していた際や、海外出張・海外旅行時にたまたまインストールしてしまったという場合は、米国外のユーザも対象かもしれません。

 

なお、自分の情報がケンブリッジ・アナリティカ社に共有されたかどうかを確認するには、Facebookにログインして、以下のサイトにアクセスしてください。


 Facebookヘルプセンター | Facebook

 https://www.facebook.com/help/1873665312923476

 

私も早速実施してみましたが、大丈夫でした。

 

 

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Facebookアプリの危険性 →アプリの見直し&削除が必要


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Facebookアプリは、実際に利用している本人情報、さらにその友達のリスト等が、Facebook社ではない、まったく第三者Facebookアプリ開発社に提供されています。

 

つまり、Facebookアプリは、Facebookで公開している個人情報、さらには友達登録されているリストの個人情報までもアクセスすることができる仕様になっています。

 

実は、FacebookのサイトにもFacebookアプリが明確に公開情報を利用することが明記されています。

 

今回の事件で、Facebookからの個人情報流出の怖さ、Facebookアプリの怖さを知りました。Facebookアプリは、必ず自分で定期的にチェックし、見知らぬあやしいアプリや、使わないアプリは全て削除することが重要ですね。

 

 参考情報:

 アプリに個人情報へのアクセス権が必要なのはなぜですか。 | Facebookヘルプセンター | Facebook

 https://www.facebook.com/help/187333441316612

 

『アプリをインストールすると、アプリに公開プロフィールにアクセスする許可を与えることになります。これには名前、プロフィール写真、ユーザーネーム、ユーザーID(アカウント番号)、ネットワークなど、公開を許可した情報がすべて含まれます。また、パーソナライズされた利用環境を提供するための他の情報(友達リスト、性別、年齢層、地域など)もアプリに提供されます。』(上記の Facebookヘルプセンターの内容から)

 

 

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この機会に見直したいアカウントの設定内容 他


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この機会に、下記の記事で紹介していた内容を参考に、Facebookをあまり利用していない家族のアカウントの削除や、自分のアカウント設定内容を見直しました。

 

 参考情報:

 フェイスブック問題、アカウント削除を著名人が呼びかけ あなたは削除、する?

   | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/04/post-9968.php

 

この記事では、Facebookの利用を続けるなら次の12点は削除した方がいいと助言しています。なお、Facebookの使い方によっては、③、⑦は微妙な場合もあると思います。

 

①電話番号

②誕生日

③ほとんどの友達

④子供や家族の写真

⑤子供が通っている学校の情報

⑥位置情報サービス

⑦自分の上司

⑧自分の居場所のタグ付け

⑨休暇へ行く時期と場所

⑩交際ステータス

⑪クレジッドカード情報

⑫搭乗券(搭乗券に記載のバーコードやQRコードから搭乗者の個人情報が分かる可能性あり)

 

 

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Facebookのアカウントの削除


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アカウントの削除は、下記の「①アカウントの利用解除」と「②アカウントの削除」があります。完全にアカウントを削除したい場合には「②アカウントの削除」を実行する必要があります。

 

①アカウントの利用解除

・・・いつでも好きなときに利用を再開できます。

・・・自分のアカウントに関するデータは保存されます。

・・・一部の情報は他の利用者に表示される場合があります。

 

②アカウントの削除

・・・いったん削除されると、利用を再開することはできません。

・・・一定の猶予期間であれば、再度ログインすると、削除リクエストはキャンセルされます。

 

 

PCからアカウントを削除する場合は、Facebookにログイン後、以下にアクセスしてください。


 PCからのアカウントの削除

 https://www.facebook.com/help/delete_account

 

 

 参考情報:

 【2017年版】Facebookを完全に退会(アカウント削除)する方法 | アプリオ

 http://appllio.com/how-to-delete-deactivate-facebook-account

 

 

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Facebookは個人情報の管理が甘い?


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毎日新聞の以下の記事に、FacebookザッカーバーグCEOの言葉が掲載されていますが、この発言、エッと驚きました。


 参考情報:

 個人情報流出フェイスブックCEOが対応の不備認める - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180410/k00/00e/020/189000c

 

ザッカーバーグCEOは、『利用者が(自分の)情報をコントロールできるだけでは十分でなく、(データを扱う業者が)情報を保護することを確認しないといけない』との考えを示したそうですが・・・今更の感が・・・

 

つまり、これまでは、Facebookアプリで収集された個人情報が、どう利用されるかについてはチェックしていないということになります。これは、さすがに?ですね。

 

なお、過去にアプリを通じて業者に渡った情報が流用される可能性も指摘されています。

 

また、『ザッカーバーグ氏は、アプリ使用時に業者に渡る情報を氏名とプロフィル写真、メールアドレスに限定したり、どのアプリが自分の情報を得ているか分かりやすくしたりするなどの対策を進めると表明』しているそうですが、これは当然なことで、これまで、これを実施していないことが不思議です。

 

今回の個人情報流出事件で発覚したFacebookの個人情報管理の甘さ、改めて、SNSでの個人情報公開やSNSアプリ使用の怖さを感じます。