スマートフォンは携帯の高機能版ではなく、「(電話機能がついた)携帯パソコン」です。その為、これまでの携帯電話の安全対策に加え、パソコン的な安全対策も実施することが必要です。スマートフォンを小さなパソコンと考え、パソコンと同様に管理し安全対策をすることが大事です。
スマートフォンの中には、パソコンと同じようにメールや個人情報が満載です。もしも、紛失したら・・・と考えると、怖いですね。
下記では、スマートフォンがどのように危険なのか、またその対策はどうしたら良いか、動画で教えてくれます。動画だと、何が危険なのか分かりやすいですね。これらの動画を家族で見ながら、何が危険か家族で話し合うと良いかもしれません。
(1) IPA(独立行政法人情報処理推進機構)「スマートフォンの安全対策」が動画で紹介
大丈夫?あなたのスマートフォン-安心・安全のためのセキュリティ-
http://www.youtube.com/watch?v=AhiUC7X3VSg
スマートフォンが急速に普及し利用者が増加する中、利用時の不安要素として、
「スマートフォン本体の紛失、盗難」、「ウイルス感染による不正利用」、
「データ盗難・漏洩」等があげられています。このような背景を受け、
「スマートフォン」利用時の注意事項に関する映像を制作したとのことです。
(2) 政府インターネットテレビ「スマートフォンを安心して利用するための注意点」が動画で紹介
スマートフォンを安心して使うために!~守ろう 情報セキュリティ3か条
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg6690.html
スマートフォンは、パソコンに近い性質をもった便利な携帯電話端末ですが、
不用意にアプリケーションをインストールすると、パソコンと同じように
ウイルスに感染しり、スマートフォンに入っている大切な個人情報が外部に
漏れてしまう危険性を持っています。
(3) 政府インターネットテレビ「悪質な手口、情報セキュリティの対策」が動画で紹介
徳光&木佐の知りたいニッポン!~ネット利用者必見!情報セキュリティ
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg5798.html
スマートフォンは、インターネットにつながり、私たちの生活には欠かせません。
しかし、それに伴い、急速に進化しているのが、個人情報や重要な機密を狙った
悪質な犯罪、サイバー攻撃です。
■モバイルの脅威 Android OSを対象とする不正アプリの数は、2012年の約1年で300倍以上に増加
トレンドマイクロの情報によると、2011年12月におよそ1000個だったAndroid OS向け不正アプリを、2012年12月には35万個確認、不正アプリの数は、約1年で300倍以上に増加し、2013年この傾向はより顕著になると考えられるとのことです。
2013年、セキュリティで注意すべきポイントは? トレンドマイクロ セキュリティ情報
http://is702.jp/special/1272/
■2013年01月22日 日本のAndroidユーザーを狙う悪質アプリが新たに出現
Symantecは、日本のAndroidユーザーを狙う、不正ソフト「Exprespam」が1月初旬から流通し、約2週間で推定7万5000~45万件の個人情報が盗まれた可能性があると伝えたそうです。
Androidユーザーは、アプリはGoogleの公式マーケット「Google Play」でダウンロードすること、そして、セキュリティ対策アプリを活用することが大事ですね。 詳細は、以下のホームページを参照下さい。
日本のAndroidユーザーを狙う悪質アプリが新たに出現、個人情報流出の恐れ
- ITmedia エンタープライズ
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1301/22/news031.html
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■ スマートフォンの安全対策
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最低限これだけはしておきたい安全対策が、以下のYahoo! JAPANのサイトで、詳しく紹介されていますので、簡単に紹介します。詳細は、サイトを参照下さい。
あなたのスマホだいじょうぶ? ネットの安全特集2012 春 Vol.17 - Yahoo! JAPAN
http://special.security.yahoo.co.jp/action/index.html
(1) (他人が勝手に操作しないように)暗証番号でロックする
紛失・盗難時の対応に、暗証番号でスマートフォンの画面ロック設定をして置く必要があります。そうしないと、アドレス帳やメール、スケジュール、写真などの個人情報が盗まれてしまう危険があります。
*私はauユーザですが、これに加えて、”必要なアプリだけを選んでロックの設定ができる” 「プライバシーガード au」というアプリを使用し、特定のアプリだけ、起動時にパスワード入力しています。このことで、「画面ロック+アプリロック」の二重ロックにしています。
(2) 必要なとき以外は位置情報サービスを利用しない設定にする
GPS機能などの位置情報サービスがありますが、写真撮影時にその機能を有効にしたままにしておくと、写真だけを公開しているつもりが、実は撮影場所まで公開していることになります。
*私は、このGPS機能、最初は有効にしていましたが、自分の居場所が分かるというのは、どうも気持ちが悪いため、基本的にGPS機能はOFFにしています。
(3) Android、iOSなどのOSを最新版にする
パソコンのWindowsと同じように、古いバージョンのままで使用し続けると、不正アクセスや情報が盗み出される危険性があります。
*基本ソフトOS以外に、パソコンと同じように、ブラウザなどのアプリもバージョンアップが必要ですね。
(4) 信頼できる場所からアプリをインストールする
信頼できる場所とは、メーカーや携帯電話会社が用意する正規のアプリケーション・ストア(アプリ・ストア)です。もし、信頼できない場所からアプリをインストールした場合、ウイルスの被害に会ったり、個人情報を盗まれたり、不正なサイトに誘導されたり、ワンクリック詐欺にあう危険性があります。
(5) セキュリティ対策アプリをインストールする
スマートフォンを狙うウイルスが増えています、パソコンと同じようにウイルス対策専用のアプリを利用することが大事です。パソコンと同じ機能を持ったスマートフォンにもウイルス対策ソフトは必須ですね。
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■ 携帯各社のセキュリティ対策
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ドコモ、au、ソフトバンクの各サイトを参照下さい。
ドコモ あんしんスキャン | サービス・機能 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/docomo_anshin_scan/
au 安心セキュリティパック | au
http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/smartphone/app/security_pack/
SoftBank スマートフォン:スマートセキュリティ | ソフトバンクモバイル
http://mb.softbank.jp/mb/smartphone/service/smartsecurity/
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■ セキュリティ対策アプリの活用
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パソコンでのセキュリティソフトの使用はもはや常識となっています。スマートフォンでも、AndroidやiPhoneの普及とあわせ、ウイルスなどの脅威が増加しています。
スマートフォンの機能や仕組みはパソコンと似ているため、パソコンと同様にウイルスに感染する可能性があります。スマートフォンを小さなパソコンと考え、パソコンと同様に管理することが大事ですね。
なお、セキュティ対策アプリはいろいろありますが、以下のサイトを参照下さい。
スマートフォンのセキュリティ セキュリティソフト比較サイト
http://securitysoft.asia/smartphone/index.php
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■ ≪補足≫情報処理推進機構(IPA)「スマートフォンを安全に使うための6箇条」
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セキュリティ対策で有益な情報を発信している、情報処理推進機構(IPA)が、以下のサイトで、「スマートフォンを安全に使うための6箇条」などを紹介しています。
情報処理推進機構:IT社会を、守る、育てる:スマートフォン
http://www.ipa.go.jp/security/keihatsu/pr2012/general/03_smartphone.html
このサイトで紹介されている6箇条の内容を、以下に簡単に紹介します。
■スマートフォンを安全に使うための6箇条
(1) スマートフォンをアップデートする。
基本ソフトであるOSに脆弱性(セキュリティ上の弱点)を修正するためのアップデートが販売元から提供されますので、早めにアップデートしましょう。
(2) スマートフォンにおける改造行為を行わない。
スマートフォンのウイルスには、改造したスマートフォンのみに感染するものが確認されています。スマートフォンの改造はやめましょう。
(3) 信頼できる場所からアプリケーション(アプリ)をインストールする。
スマートフォンで使用するアプリは、信頼できる場所からインストールしましょう。iPhoneであれば米Apple社の「App Store」、Android端末であれば米Google社の「Google Play ストア」です。
(4) Android端末では、アプリをインストールする前に、アクセス許可を確認する。
不自然なアクセス許可や疑問に思うアクセス許可を求められた場合には、アプリのインストールを中止しましょう。
(5) セキュリティソフトを導入する。
ウイルス感染の危険性を下げるためにセキュリティソフトを導入してください。
(6) スマートフォンを小さなパソコンと考え、パソコンと同様に管理する。
企業でスマートフォンを活用する場合、紛失や盗難などの事故に備えて、保存してよい情報の範囲、紛失・盗難時の対応等の利用ポリシーを定めましょう。