ネット活用には対策(傘)が必要 実施したい【重要な5つの安全対策】とは

インターネットには様々な危険があります。

 

対策無しで、インターネットを使うと言うことは、「大雨の日に傘無しで歩くようなもの」で、外に出たらすぐ、雨でずぶ濡れになります。

 

今から10年前の2008年に、アメリカのセキュリティ関連機関が、「未対策のパソコンをインターネットに接続すると、およそ4分でウイルスに感染する」として注意を呼びかけたことがあります。

 

なお、国内の2005年4月および5月に実施した調査でも、未対策のパソコンをインターネットに接続すると、およそ4分でウイルスに感染するという結果が得られています。

 

 未対策PCをネットにさらすと4分で感染――米サンズのウイルス調査 | 日経 xTECH(クロステック)

 http://tech.nikkeibp.co.jp/it/pc/article/news/20080715/1006030/

 

何も対策していないパソコンをインターネットに接続すれば、4分という短い時間でウイルスに感染するというこの内容、本当に驚きです。しかし、今は、2008年の何十倍も危険な時代です。

 

また、サイトが不正に改ざんされ(書き換えられ)、そこのサイトを見ただけで、危険なサイトに誘導され、ウイルスなどに感染する攻撃も増えています。いつも見ているサイトだからいって安心はできません。

 

インターネットを十何年使ってきて、安全対策(セキュリティ対策)の基本は以下の5つだと考えています。なお、パソコンばかりでなく、スマホタブレットも対策が必要です。

 

【重要な5つの安全対策】


1. セキュリティソフトを利用する

 

2. ソフト(アプリ)を最新版に更新する

 

3. データを定期的にバックアップする

 

4. パスワードを複雑にして、使いまわしを避ける

 

5. 迷惑メールに注意する

 

この【重要な5つの安全対策】について、今回、具体的な実施内容を、個々のブログにまとめましたので、ぜひ参考にして下さい。

 

 

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インターネットで実施すべき対策とは 安全対策の基本を確認 ~用語リンク集 紹介


*詳しい内容は個々のブログを参照ください。


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①【セキュリティソフト】とは インターネットからの攻撃を守る”ガードマン”


詳細は次のブログを参照ください

http://netyougo.hatenablog.com/entry/2018/05/15/142054

 

パソコン・スマホタブレットで、常時、インターネットを活用するようになった今、安全対策の基本は、なんといっても、まずは「セキュリティソフト」の活用です。このソフトは、ウイルスや詐欺などの危険なものを防いでくれる最も重要なソフトです。

 

以前は、「ウイルス対策ソフト」と呼ばれ、ウイルス対策だけの機能でしたが、今は、ウイルス、スパイウェア、ネット詐欺などの複数の対策を持つ「セキュリティソフト」に進化してきています。

 

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②【セキュリティソフト】の選び方とお勧めのソフト


詳細は次のブログを参照ください

http://netyougo.hatenablog.com/entry/2018/05/15/144322

 

セキュリティソフトは、機能や使いやすさなどを考え、自分のパソコン環境にあったものを選ぶと良いと思います。そのためには、インターネットや周りの人からの評判などを参考にして、まずは無料体験版(一ヶ月無料のものが多数)を使ってみたら良いですね。

 

なお、無料のフリーソフトには、機能が少なく、設定が難しい場合もあり、注意が必要です。

2018年6月時点で、私が使ってみての経験で、個人的なお勧めは以下です。

 

①パソコン初心者には、

トレンドマイクロ 「ウイルスバスター クラウド」、又は

カスペルスキーカスペルスキー セキュリティ」

 

②パソコンに慣れた人には、

カスペルスキーカスペルスキー セキュリティ」、又は

・ESET「ESET セキュリティ」

 

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③【ソフトウェア更新】とはソフトウェアの 弱点(不具合)を無くすこと


詳細は次のブログを参照ください

http://netyougo.hatenablog.com/entry/2018/05/15/183501

 

パソコン・スマホのソフトやアプリの“ソフトの弱点(不具合)”は、ウイルスなどの危険なソフトに常にねらっています。よく使われるソフトほど、攻撃の対象になります。

 

なお、ソフトやアプリの「弱点(不具合)」は、難しい言葉で「脆弱性(ぜいじゃくせい)」とよく言われます。

 

“ソフトの弱点(不具合)”をねらうウイルスは、セキュリティソフトだけでは完璧に防ぐことはできません。ソフトを最新版に更新し弱点を無くすことが必要です。

 

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④【バックアップ】とは、大事なデータを守る 「最強の安全対策」


詳細は次のブログを参照ください

http://netyougo.hatenablog.com/entry/2018/05/15/183602

 

パソコンのトラブル、ウイルスによるパソコンの不調、ウイルスによるデータの破壊などなどの危険から身を守る、最強で最後の手段が“データのバックアップ”です。

 

なお、最も安全なバックアップ方法は、バックアップする媒体の信頼性を考え、

 

①元のデータ以外に加え2つにバックアップ(元のデータを含め3つ持つ)、

②2つの異なるものにバックアップ、

③1つのバックアップは別な場所に保管する、

 

という「3-2-1バックアップルール」と言われる方法です。

 

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⑤【バックアップ】に有効な「オンライン・ストレージ」


詳細は次のブログを参照ください

http://netyougo.hatenablog.com/entry/2018/05/15/183834

 

「オンライン・ストレージサービス」の中には、データを自動的にインターネットに保管してくれる、”同期型”のオンライン・ストレージサービスがあります。このサービスで有名なのが、DropboxGoogleドライブ、OneDrive(旧SkyDrive)も、同期型のサービスです。

 

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⑥【パスワード】はインターネット活用の鍵、見破られないパスワードとは


詳細は次のブログを参照ください

http://netyougo.hatenablog.com/entry/2018/03/04/181528

 

インターネットのサービスで使うパスワード、これを悪用されると、自分が知らないうちに買い物をされたり、悪質な内容を発信されたり、とても危険です。

 

良いパスワードの基本は、

”英字の小文字・大文字、数字を混合させ、12桁以上にする”

ことです。

 

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⑦【パスフレーズ】とは、パスワードの強化版で複数の単語を使ったパスワード


詳細は次のブログを参照ください

http://netyougo.hatenablog.com/entry/2018/03/04/181632

 

見破られにくいパスワードの作り方に「パスフレーズ」というのがあり、複数の単語を使ってパスワードを作ります。

 

例えば、”My nickname is Taro”という文から作った文字列「MyNicknameisTaro」をパスワードに使うものが「パスフレーズ」です。

 

幾つかの単語を組み合わせて作成する場合が多いため、フレーズという言葉が使われています。

 

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⑧【迷惑メール】対策の基本は、無視し、何もせず削除すること


詳細は次のブログを参照ください

http://netyougo.hatenablog.com/entry/2018/03/09/111052

 

迷惑メールは、「SPAMメール(スパムメール)」や「ジャンクメール」とも呼ばれています。ウイルス被害、個人情報の流出、機密情報の漏洩などの一番の原因は、この「迷惑メール(いたずらメール)」だと言われています。

 

*いつもと違うメールは、迷惑メールではないかと疑って下さい。

 

迷惑メールの基本は、”無視し、何もせず、そのまま削除する”  ことです。

 

①迷惑メールに返信するのは× 絶対にダメです(メールアドレスがばれます)

②迷惑メールの添付ファイルを実行するのは× 絶対にダメです(ウイルスに感染します)

③迷惑メールのURLをクリックするのは× 絶対にダメです(不正なサイトに誘導されます)

 

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⑨【フィッシング詐欺】対策の基本は、個人情報を要求しているメールにダマされないこと


詳細は次のブログを参照ください

http://netyougo.hatenablog.com/entry/2018/03/09/111459

 

フィッシング詐欺」とは、あたかも銀行や有名な会社のメールのようなふりをして、不正なホームページに人を誘導し、パスワードなどの個人情報を盗む詐欺です。

 

メールを悪用し、個人情報を盗むフィッシング詐欺対策で最も大事な点

 

①アカウント名・パスワード等の個人情報を要求するメールは詐欺と疑う

②通常企業は、顧客のパスワードや口座情報をメールで尋ねることはない。このようなメールは無視すること。

③不審なメールのURLをクリックしない、添付ファイルを実行しない!

 

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⑩【PINコード】とは、個人を識別する番号


詳細は次のブログを参照ください

http://netyougo.hatenablog.com/entry/2018/05/21/134630

 

PINは「PIN=Personal Identification Number」の略で個人識別番号とされることもあり、「1234」のような4桁以上の数字のことです。

 

これは銀行のATMを使う時や、スマホのロック解除などで入力する暗証番号のことを指します。

 

Windows10では、Microsoftアカウントのパスワードを利用してサインインする代わりに、PINによるサインインが推奨されています。

 

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⑪ソフト・アプリを入手するには“信頼できるサイト”から


詳細は次のブログを参照ください

http://netyougo.hatenablog.com/entry/2018/05/21/132002

 

便利だからといって、安易にソフトやアプリを入手すると、ウイルスに感染する危険があります。

 

信頼できないサイトのソフトやアプリを使うのは大変危険です。ソフト・アプリは信頼できるサイトから入手してください。

 

■パソコンの場合の信頼できるサイト

窓の杜  http://www.forest.impress.co.jp/index.html

Vector  http://www.vector.co.jp/

 

スマホの場合の信頼できるサイト

日本スマートフォンセキュリティ協会によると、iPhone(アイフォーン)向けの「App Store」、

アンドロイド端末向けの「Google Play ストア」といった公式マーケットや、NTTドコモKDDIau)といった大手携帯会社のマーケットからアプリを入手することが重要です。

 

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⑫【ネット詐欺】に騙(だま)されない為の心構えとは?


詳細は次のブログを参照ください

http://netyougo.hatenablog.com/entry/2018/05/22/202141

 

インターネットには、なんとか騙(だま)して危害を加えようとすることがたくさんあります。インターネット詐欺は、セキュリティソフトを活用しても、ソフトウェアを最新版に更新しても防ぐことはできません。

 

自分で気をつけ、ダマされないように注意することしかありません。うっかりするとダマされるので、その意味では、最も危険かもしれません。

 

なお、インターネット詐欺にダマされない方法の中で、最も有効な方法は、

“詐欺の事例を知って、騙し(だまし)のテクニックを事前に知っておく”

ことです。

 

国民生活センターの以下のサイトには、様々な事例が紹介されています。ぜひ、一度、参照下さい。

 インターネットトラブル(注目テーマ)_国民生活センター

 http://www.kokusen.go.jp/topics/internet.html

 

 

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インターネットで実施すべき対策とは 安全対策の基本を確認 ~用語集(PDF版)紹介


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