インターネット安全活用 一灯塾

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Twitter・ブログ・SNSの発言で気をつけたいこと 投稿する前に「Rethink」を

インターネットで文章を書いていると、話題の内容に関して、自分の素直な感想など、何を書いてもよさそうな気分になるときがあります。特に、Twitter・ブログのような匿名の場合は、思いついたまま(時には少々感情的になって)発信してしまいがちになります。

しかし、匿名だからといって、相手を傷つけるような内容、誤解を与える内容、疑わしい内容を書くことは、絶対に控えるべきです。

ネットいじめは非常に大きな問題になっています。アメリカ国内だけでも、52%の若者がネットいじめを経験し、その38%が自殺願望を抱いているそうです。

 

米国在住の14歳の少女トリーシャさんは、SNSで受けたいじめを苦に13歳の少女が自殺したというニュースを耳にしてショックを受け、ユーザーが誰かを侮辱するような書き込みをしようとした時、

 「このメッセージは他人を傷つけるかもしれない。このメッセージを本当に投稿しますか?」
 
というメッセージを表示する、「Rethink」という仕組みを取り入れたそうです。詳しくは、以下を参考にして下さい。
 

 "ネガコメ"を書き込もうとすると警告を表示
 14歳の女の子が「ネットいじめ撲滅システム」を開発するまで - ログミー
 http://logmi.jp/34815

 

 トリーシャさんのTEDでのプレゼン(動画)

 http://www.youtube.com/watch?v=YkzwHuf6C2U
 


この「Rethink」という言葉、なかなかよいですね。投稿するまえに、「もう一度考えてみて!」という言葉を自分に言い聞かせること、とても大事だと思います。

 

そして、忘れていけないのが、インターネットに一度発信した内容は、変更できないということです。また、誰がみているか分かりません。

 

投稿ボタンを押す前に、相手を傷つけるような内容になっていないか、誤解を与えていないか、疑わしい内容になっていないかを考える必要があります。

 

また、インターネットには、様々な年齢・価値観・団体の人がいます。様々な人がブログ・SNSを見ていることを常に意識することも大事ですね。

 

これまで、Twitter・ブログ・Facebookを活用してきて、実名では、なかなか語れない内容が、匿名だと意外に素直に自分の考えが素直に語れるということです。しかし、匿名がゆえに、気をつけないと、相手を簡単に傷つける内容を書くことができます。

 

■匿名性は攻撃性を高める

 匿名なら死ねと言える--中学生がネットいじめをする理由 - CNET Japan
 http://japan.cnet.com/sp/smartphone_native/35066382/

 

上記の記事によると、ある中学2年生男子は、普段は穏やかであるが、ネットの匿名掲示板では、日常的にあるタレントに対して「氏ね(死ね)」「つまんねえクズ」などの罵倒を繰り返しているという。「書くとすっきりするし、盛り上がるので楽しい」と言うのが理由。

また、心理学者ジンバルドーの実験によると、没個性化され、匿名性が高い状況に置かれると、人は攻撃的かつ暴力的になるそうです。

 

 


■ Twitter・ブログ・SNSの発言で気をつけたいこと

インターネットの世界で、炎上というと、"ブログやSNSの記事に批判的なコメントが殺到する状況"ですが、この炎上事件は、私たちに、インターネットに情報発信する場合にどんな点に注意しないといけないのか教えてくれます。

 

(1) 投稿ボタンを押す前に「Rethink」

投稿するまえに、相手を傷つけるような内容、誤解を与える内容、疑わしい内容になっていないか、もう一度考える

 

(2) ネットの向こう側に人がいることを忘れて、非常識な発言をしないようにする。

インターネットで発信する内容は、目の前に当事者がいたとしても発言できる自信があるものにする。

 

(3) 燃えやすい話題(発火点の低い話題)は避ける

多くの人が不満を抱いている話題、タブー視されている話題はなるべく避け、「火の用心」に心がけましょう。皇室や宗教、政治問題といった話題は、燃えやすく発火点が低いので、慎重な取り扱いが必要です。

 

(4) ブログやSNSの向こう側にたくさんの知らない人達が居ることを忘れない

ブログやSNSは、その向こう側にたくさんの知らない人達が居ることを忘れてはいけません。悪口を書けば、書かれた人も見ている可能性が高いと考えたほうがよいです。

 

(5) 仕事関係の発言は慎重にする

店員がブログや日記で、気楽な気持ちで客の悪口を書き込んだことがきっかけで、その店員を雇用する会社に抗議が殺到するケースもあります。

 

(6) やらせをしない

やらせのブログは、ほとんど見透かされ、炎上につながる。

 

(7) 誤りがあったらすぐに謝罪

炎上しても早い段階で謝罪すれば、炎上はひどくなりません。

 

(8) 都合が悪いことを削除しない

都合の悪いコメントを削除しても、Googleのキャッシュなどからその記載を「発掘」され、炎上につながることがあります。誤りがあった時には削除せずに率直に謝罪し、反対意見や批判的な意見は貴重な意見としてそのままにしておきましょう。