今は、パソコン・スマホを使い、インターネットから情報を入手することが増えています。しかし、インターネットの情報は本当に正しいのでしょうか?
こういう私も、インターネットの情報を日々活用、生活に大いに役立っています。でも、コンピュータなどの技術的なこと、薬などの命に係わること、放射能などの自分には理解できないことは、できるだけ、新聞社、専門家の情報を活用するようにしています。
新聞などのマスメディアの内容は、様々な角度から検討され、より信頼のある内容にして、発信されていますが、インターネットの情報は、だれでも自由に発信できる情報であり、信頼性の低い情報も多いからです。
今後、インターネットはますます利用されると思いますが、これまでの新聞・TVのマスメディアの情報と違い、情報の信頼性が低いことを充分考えて活用することが重要です。
なお、インターネット世界を表した面白い表現があります。
・気まぐれな極論が支配する「リスキー・シフト現象」
・少数の声高の見解が残り多数の沈黙をもたらす「沈黙のらせん現象」
う~ん、思わず納得ですね。
インターネットの世界は、面白くて意外性のある意見がより多くの人の関心を引き、極端な少数の意見に支配されがちな気がしています。
また、商品などへのコメントも、極端に良い意見・極端に悪い意見を持った人のコメントが多いと感じています。
【インターネットの情報の特徴】
1.過去~現在迄の全ての情報がある
2.誰でも発信でき、主観的で信頼性の低い情報も多い
3.正しい情報、間違った情報、ウソの情報等が入り交じっている
4.速報性を重視するあまり、検証がまだ十分でない情報も掲載される
5.掲載情報の魅力を高めるため、誇張した表現がされている
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■ 病気の治療法、インターネットの情報は想像以上に嘘が多い
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次のブログに、「検索エンジンの順位付けは情報の正確性とは関係ない」とありました。確かに、その通りですね。
Googleの検索エンジンは医学情報の正確性を評価できないという問題
- 病院受診マニュアル
http://byouin-jusin.com/blog-entry-135.html
検索エンジンの検索結果で上位にくるのは、①他の記事との関連が多く、②アクセス数が多い記事 が上位にくることが多いです。そのため、「検索結果の上位と情報の正確性とは関係がない」ことになります、忘れがちなことですね。
また、上記の記事には、「病気の治療法、インターネットの情報は想像以上に嘘が多い」として、次のようなことも書いてありました。
『実際に病気の治療法などについてインターネットで調べてみると、医療の現場で働いている私が聞いたこともないような治療法が書いてあったりします。』(上記のサイトから引用)
技術的なこと、命に係わること、などの重要な内容については、インターネットの情報を安易に信用するのは危険ですね。
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■ インターネット情報活用の7か条
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以下に、私のこれまでの経験をもとに、インターネット情報の利用方法についてまとめてみましたので、参考にして下さい。
1.情報は全て正しいとは限らない、良いもの悪いものも混在している
2.情報を鵜呑みにせず、うまい話には騙されないよう、常識で判断することも大事
3.情報の提供元が信頼がおけるか必ず確認する
4.情報の日付を確認し、最新情報かどうか確認する
(検索エンジンの検索結果は、最初にあるものが最新とは限らない)
5.一つの情報源だけで判断せず、複数の情報源から情報を入手し、総合的に判断する
6.速報情報だけで結論を下さず、時間をおいて、その後の継続的な情報から判断する
7.重要な情報は、本・新聞・図書館等で調べたり、専門家の情報を参考にする